抗ウイルス薬バルトレックスとは

バルトレックスは、抗ウイルス剤のひとつとして、ヘルペス、帯状疱疹、水ぼうそうなどの症状の鎮静、緩和、改善に働きかけます。
バルトレックスの作用する鉾先は、ウイルスとの戦いになりますので、短期決戦が望まれます。長期間に渡ってバルトレックスを服用し続けますと、次第にウイルス自身にも耐性が出来上がり、薬が効かなくなることによって、体の負担が増してしまうことになります。
そこで、前身のゾビラックスのように、少しずつ効いていくのではなく、効き目がウイルスに直接働きかける形に改良されたのがゾビラックスになります。効き目の強さを備えていることから、口唇ヘルペスや帯状疱疹などでは、5日間から10日間を限度に処方されます。
バルトレックスは、症状の初期の段階ほど効き目は顕著で、こじらせることは少なくなります。痛みや突起状の湿疹が現れそうな気配を感じた時は、早めに処方してもらうことが懸命です。
ただ、ヘルペスをこじらせて、カポジ水痘様発疹症などに移行したとしても、バルトレックスは、治療薬として高い効果をあらわします。
服用の経過の中で、突起状の湿疹の先端が、かさぶたのように固まりはじめたり、平らに戻りはじめますと、ゾビラックスによる効き目は十分に作用して、その役割を果たしつつあると判断することができます。もちろん自己判断だけでなく、最終的には医師の診断に基づいて、今後の治療の方向性を決めていく必要があります。
バルトレックスの効き目を高めるためには、ウイルスをはびこらせる原因となった、体の免疫力低下の立て直しが何よりも必要になります。そのためには、安静と栄養補給を心掛け、患部を清潔に保つことが大切になります。