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ヘルペスウイルスという名前を聞かれた方もいらっしゃると思います。
ヘルペスウイルスとは水疱瘡を起こすウイルスで、ほとんどの人が持っているウイルスです。
このウイルスは通常は人間の体の中で大人しくしているのですが、疲れがたまったりして体調を崩すと体の中で悪さをします。
それがヘルペス感染症や帯状疱疹と言われる物です。
神経を通して増殖をし、皮膚の表面に水膨れのような物がプツプツとでき、ピリピリとした痛みがあるのが特徴です。

その治療に使われる薬のひとつとしてバルトレックスという薬があります。
ヘルペスウイルスの増殖を抑える薬です。
単純疱疹、帯状疱疹などの治療にも使われますが、性器ヘルペスの再発抑制にも使用される薬です。
性器ヘルペスは人に話しにくく、再発を繰り返すことに不安を感じている方も多いでしょう。
他のヘルペスウイルス感染症と違い再発を繰り返すのが性器ヘルペスです。
治療してもバルトレックスの服用をやめると再発し繰り返す事がほとんどです。

再発を繰り返す性器ヘルペスにはバルトレックスを通常は1日1回 1回1錠を服用します。
8週間から1年ほどかけて服用することでウイルスを減らします。
ですので症状が治まっても服用を続ける必要があります。
服用を続けていても症状が再発する事がありますが、その時はバルトレックスを増量して治療し、再び再発抑制の治療を続けていきます。
こうやって根気よく服用することで再発を抑制していくのです。
服用をやめるタイミングは決して自己判断で行ってはいけません。
必ず専門医の指導のもとで服用し、相談して少しずつ薬を遠ざけていくようにしていきましょう。
きちんとした治療で性器ヘルペスから卒業しましょう。

バルトレックスは、ヘルペスや帯状疱疹をはじめとする、皮膚の表面に発症するウイルス性の疾患の改善に効果を発揮します。
一旦、ウイルス性の疾患にかかりますと、体内にその火種が居残り、忘れた頃に再発することがあります。すなわち、バルトレックスは、皮膚の表面のウイルス性の疾患を根治させるものではなく、あくまでウイルスの広がりを抑制するものになります。抑制力が働いているあいだに、自身の免疫力にバトンタッチされて、疾患が頭をもたげてくるのを防止しています。これは、バルトレックスの効き目のレベルの問題ではなく、ウイルスの性質によるものです。
ヘルペスをはじめとするウイルス性の疾患は、体の免疫力が低下した時に再発する可能性が強まります。風邪を引いた時などには、発熱と共に痛みを伴う発疹があらわれることがあります。初期症状としては、熱っぼさだけで済んでしまうこともあり、皮膚表面には何ら変化が起きないこともあります。すなわち、ヘルペスを患ったことのある場合でも、風邪などの免疫力の低下時に、必ず再発をするとは限らないことになります。
再発に備えたバルトレックスの処方については、風邪を引いた場合に、抗生物質や解熱剤を処方してもらうとともに、ヘルペスの経験者であることを申し出て、バルトレックスについても処方してもらうことが安全策になります。風邪症状の経過を見ていく中で、以前に発症したところと同じ部位に、しこり状の硬さがあらわれたことに気付いた時や、微かな痛みを伴うようなことがあれば、その段階で、準備しておいたバルトレックスを服用する形が望ましくもあります。初期症状ほど、バルトレックスの薬理作用は高い効果を発揮します。